3Dプリンターで出力した原型を使用して、切削加工では難しい複雑な形も作成できるようになります。

講座内容

真鍮をロストワックス技法で鋳造する方法を学びます。
3Dプリンターで出力したモデルを原型として使用しますので、シリコン等を使用する方法と比べ大幅に作業を簡略化することができます。
真鍮は錫やホワイトメタルと比べ融点が高く、酸化しやすいため鋳造にはコツが必要です。
また、指輪等の小さなものであれば比較的容易ですが、より大きなものを鋳造する場合難易度が上がります。
個の講座では、200~300g程度の真鍮を鋳造します。
講座の内容は銀や金に応用可能です。

<こんなことを学びます>
・鋳造に適した3Dプリント
・ロストワックス技法入門

<こんなことが出来るようになります>
3DCADやモデリングソフトで作成した3Dモデルを原型に、各種パーツやアクセサリー等をロストワックス技法で鋳造することができるようになります。
(3Dモデルの作成方法は講座内容に含みません)

<こんな風に実施します>
別途講座で作成している真鍮ランプのモデルを題材に学習します。
デジタル時代の工芸教室入門編-真鍮のテーブルランプを作って学ぶ
座学と実習を繰り返します。
あらかじめ用意された原型を使用して、各参加者が交代で作業を進めます。
※鋳造した鋳物をお持ち帰りいただくことはできません。

定員:4名

カリキュラム

所要時間:4時間

・埋没(石膏型の作成)
・型の焼成(電気炉を使用)
・真鍮の溶解
・鋳造(真空鋳造)

持ち物

・作業に適した服装(燃えやすい素材不可。肌の露出する服装不可)

受講料

¥15,500(税込)

受講料に含まれるもの

体験料、材料費、工具・機材使用料、工房使用料、傷害保険

※作成した鋳物は持ち帰ることができません。

注意事項

・汚れても構わない服装でお越しください。(燃えやすい素材不可。肌の露出する服装不可)
・作成した鋳物は持ち帰ることができません。

他、お申込みページの注意事項をご確認ください。

日程・申し込み

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