3DCADと基板CAD(Autodesk社のFusion360,EAGLE)を使用したプリント基板の設計技術を学びます。

講座内容

本講座は、次のシリーズの第2日目です。
回路図の読み方・書き方、プリント基板作成入門(EAGLE編)
・3DCADと基板CADで作るプリント基板入門(Fusion360,EAGLE編)(本講座)

本講座だけの受講も可能ですが、過去に1日目(回路図の読み方・書き方、プリント基板作成入門(EAGLE編))を受講するか、
EAGLEで回路図、プリント基板を作成することができる知識がある方に限ります。

講座概要

<こんなことを学びます>
3DCAD(Fusion360)とプリント基板CAD(EAGLE)を連携して、
筐体の3Dモデルからプリント基板を作成
作成したプリント基板を筐体の3Dモデルに反映
する方法を学びます。
Raspberry Piのケースを題材に学習します。

<こんなことが出来るようになります>
Fusion360で作成したモデルをベースに、プリント基板を作成する。
3Dモデルに対応したライブラリを作成する。
基板データをFusion360の3Dモデルに反映する。

<こんな風に実施します>
以下の内容を演習形式で実施します。
1、ライブラリの入手方法を学ぶ
2、ライブラリの作成方法を学ぶ
3、Fusion360で作成した筐体の3Dモデルからプリント基板を定義する
4、回路図、プリント基板を作成する
5、3Dモデル化したプリント基板データを筐体のモデルに反映する
6、筐体加工の発注方法を学ぶ(アルミケース等の加工を想定)

会場での受講とオンライン(「Zoomミーティング」を使用したオンライン講座)での受講から選べます。
オンラインでの受講をご希望の方には、下記「オンライン受講に関しての追加情報」をご覧ください。

<持ち物>
Windows10以降がインストールされたノートパソコン、マウス、筆記用具
※Macも可能ですが、Mac自身の操作サポート等はできませんので、ご了承ください。

<定員>
基本8名

講座内容

3DCAD(AutoDesk Fusion360)と回路図エディタ、基板CAD(EAGLE(Fusion360))を連携し、回路設計から筐体の設計を一気通貫に行う方法を学びます。従来、筐体とプリント基板のすり合わせは非常に手間のかかる作業でしたが、両者を同時に作成することで大幅な工数削減を図ることができます。

ケースの3Dモデルを用意します。
EAGLE(Fusion360)で回路図を作成します。
EAGLE(Fusion360)でプリント基板を作成します。
プリント基板を作成すると、プリント基板の3Dモデルが自動生成されます。
このように、回路図、プリント基板(アートワーク、3Dモデル)が連動します。
作成したプリント基板の3Dモデルをケースに反映します。
実際にプリント基板を作成し、部品をはんだ付けすると、このようなイメージになります。
(本講座では、部品の実装までは行いません)

その他

・ソフトウェアのインストールについて
本講座ではFusion360を使用します。
講座開始までに、最新のバージョンをインストールしてください。

カリキュラム

  • 第1回 3DCADを使用した電子部品ライブラリの作成
    1、ライブラリの入手方法を学ぶ
    2、ライブラリの作成方法を学ぶ
  • 第2回 3DCADと回路図CADの連携
    3、Fusion360で作成した筐体の3Dモデルからプリント基板を定義する
    4、回路図、プリント基板を作成する
    5、3Dモデル化したプリント基板データを筐体のモデルに反映する
    6、筐体加工の発注方法を学ぶ(アルミケース等の加工を想定)

受講料

所要時間:約7時間  受講料:¥28,000(消費税込み)

受講料に含まれるもの

参加費に含まれるもの:
 体験料、工房使用料、傷害保険
参加費に含まれないもの:
 基板の製造費用(発注を希望されない方は不要です)

※レンタルPCは別途、3,300円(消費税込み)が必要となります(会場のみ可)。
 数に限りがございますので、お早めにお申し出ください。

日程・申込

受講上の注意

注意事項

本講座は他のサイトでも募集しているため、早期に募集を終了する場合がございます。

店内での食事(アメ・ガムを含む)はご遠慮ください。一部スペースでは飲み物もお断りいただいております。
店内および周辺の道路は禁煙です。
写真撮影は可能ですが、他の参加者、講師等が写らないようにご配慮ください。
動画の撮影・録音はお断りいたします。
貴重品はご自身で管理してください。

その他、店内スタッフの指示に従っていただきますようにお願いいたします。

また、本講座の内容を実施した結果について講師および主催者は一切の責任を負いかねます。

オンライン受講に関しての追加情報

・オンライン講座には、「Zoom(ズーム)」を使用します。

・動作環境は以下のページをご覧ください。
PC、Mac、Linuxのシステム要件

iOSとAndroidのシステム要件

・本講座は、講師の画面を参照しつつ、PCの操作(Fusion360)を行っていただきます。
両方の画面を同時に参照できるように、マルチモニター、高解像度ディスプレーの使用等を推奨します。

・受講の流れ
あらかじめZoomの接続テストを行ってください。

講座開始30分前までに、接続URLをお申し込み時に登録されたメールアドレスに送信します。

講座開始10分前までに、接続を済ませてください。
(講座開始後10分を経過して接続が確認ができない場合、欠席とみなされる可能性がございますので、ご注意ください)

・受講方法について
教室での講義内容を、音声・映像で配信します。
PCの操作については、PCの画面共有機能で画面を配信します。

双方向のやり取りがありますので、受講者の方もマイク、カメラ、画面共有を使用可能な状態にしてください。

・Windows10での接続トラブルについて
Windows10を使用されている方で、講師の音声は聞こえるが、受講者のマイク・カメラが使用できない。
という現象が多発しています。
上記現象が発生する場合、Windows10のプライバシーオプションの設定で、マイク・カメラが無効になっていることが原因の場合があります。
Windowsの「設定」-「プライバシー」-「カメラ」及び「マイク」の設定をご確認ください。